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サービス解説

PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)の手数料と費用

月額1,980円、PayPay 1.98%の条件、4年契約の違約金を公式記載で確認する

キッチンカーの横で手を振るピタのイラスト
サービス解説PayCAS Mobileの
手数料と費用

料金は公式サイトの記載をもとに 2026-10-26 に確認しました。

先に結論

2026年10月20日時点の PayPay 公式サイトの料金表・よくある質問の記載で比べた場合

  • 4年以上続けて使うつもりの店PayCAS Mobile。端末0円・月額1,980円。違約金がかかるのは4年未満の解約です
  • PayPay の決済が月およそ24万1,000円以上ある中小事業者あんしんプラス。PayPay が1.98%になり、料率の差で月額を取り戻せる計算です
  • 2年ほどでやめるかもしれない店違約金に注意。「25カ月以内」の解約は1台49,500円かかります

PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)は、PayPayが案内している持ち運びできる決済端末です。クレジットカード・電子マネー・QRコード決済を1台で受け付けます。端末代は0円で、月額費用と決済手数料がかかる形です。この記事は、2026年10月20日時点の公式サイトの記載をもとにしています。参照したのは PayPay for Business の PayCAS Mobile のページです。料金表は画像で掲載されています。料金ページや規約に書かれていない項目には【不明】の印を付けています。

PayCAS Mobile(ペイキャス)の違約金は、4年未満の解約でかかります。1台あたり16,500円〜66,000円(不課税)です。金額表は「4. PayCAS Mobile の違約金」にあります。「解約金」と呼ばれることもありますが、公式の表記は「解約違約金」です。

読者役のてんちょさん

端末代が0円なら、費用はどこにかかるのですか。

案内役のピタ(電卓のキャラクター)

端末代は0円で、月額費用と決済手数料がかかる形です。

公式の記載を項目別に並べた一覧はPayCAS Mobileの料金・手数料・契約条件にあります。ほかのサービスとの比較はPayCAS Mobile と stera pack の比較とシミュレーターにあります。

結論:先に押さえる4つの点

項目 公式サイトの記載(金額は税別)
端末代・月額 端末0円。月額1,980円/1台(通信費を含む)
決済手数料(一般料率) Visa・Mastercard 2.80%、JCB など3.24%、PayPay 2.80%、そのほかのQR 2.95%
中小事業者向けの料率 中小事業者応援プログラムで Visa・Mastercard と JCB など2.48%。さらに「あんしんプラス」(月額1,980円/店舗)に入ると Visa・Mastercard 2.20%、PayPay 1.98%
契約期間 4年。4年未満で解約すると1台あたり16,500円〜66,000円(不課税)の違約金

端末を無償で提供する代わりに、4年の契約と違約金がつく仕組みです。月額と違約金の両方を見込んでから比べる必要があります。

1. 料金プランと決済手数料

公式サイトの料金表は、一般料率(特別セットプラン)と、中小事業者応援プログラムの2つに分かれています。中小事業者応援プログラムには、「あんしんプラス」に加入する場合と加入しない場合の2列があります。

決済手段 税区分 一般料率 中小事業者応援プログラム(あんしんプラスなし) 中小事業者応援プログラム(あんしんプラスあり)
Visa・Mastercard 非課税 2.80% 2.48% 2.20%
JCB・AMEX・Diners Club・Discover 税別 3.24% 2.48% 2.48%
銀聯 非課税 3.24% 3.24% 3.24%
PayPay 税別 2.80% 2.80% 1.98%
au PAY・d払い・メルペイ・楽天ペイ・J-Coin Pay 税別 2.95% 2.95% 2.95%
Alipay+・WeChat Pay・銀聯QR・JKOPAY 非課税 3.24% 3.24% 3.24%

PayPay が1.98%になるのは「あんしんプラス」に入った場合だけで、入らない場合は一般料率と同じ2.80%です。JCB などの4ブランドは、あんしんプラスの有無にかかわらず2.48%です。

電子マネーは月額のオプション

案内役のピタ(電卓のキャラクター)

PayPayが1.98%になるのは、あんしんプラスに入った場合だけです。

交通系電子マネー・楽天Edy・nanaco・WAON・iD・QUICPay を使うには、電子マネーオプションが必要です。月額は1,020円/1台(税別)です。料率は、交通系・楽天Edy・nanaco・WAON・iD が2.95%です。QUICPay は3.24%です(いずれも税別)。

よくある質問によると、電子マネーの月額は使った月だけではなく、端末の発送後からかかります。後から追加すると、申込月の2カ月後から月額が発生するとも書かれています。そのため、電子マネーをほとんど使わない月にも月額がかかります。

読者役のてんちょさん

電子マネーをほとんど使わない月にも、月額がかかるのですね。

中小事業者応援プログラムの条件

  • 初めてクレジットカード決済を導入する
  • 中小企業庁が定める中小企業の定義に当てはまる
  • 上場企業・大企業の関連会社・フランチャイズ提携先ではない
  • Visa・Mastercard の総額が年間2,500万円未満(判定の時期と方法は下に記載)

判定は1月・4月・7月・10月に、前月から12か月分の総額で行われます。2,500万円以上なら、判定月の翌々月から一般料率になります。

旅行代理店・宿泊施設・交通・不動産・百貨店・たばこ店・企業間取引などの一部業種は対象外です。プログラムは「期間限定となる可能性がございます」と書かれています。

2. 「あんしんプラス」の中身と費用

あんしんプラスの正式名は「PayPayマイストア ライトプラン あんしんプラス」です。PayPayクーポンなどの販促サービスと、画面割れや水没も対象にした端末保証を組み合わせたプランです。料金表の記載は次のとおりです(税別)。

項目 記載
初期費用 1,980円 → 0円(ライトプランのトライアルキャンペーン適用。月額2カ月無料の特典は対象外)
月額費用 1,980円/店舗(端末の月額1,980円/1台とは別)
PayPayクーポン利用料 クーポンが適用された売上の3%
PayPayスタンプカード利用料 お客様に付与する特典の原価と同額
端末保証 自然故障に加えて部分破損・全損(加入しない場合は自然故障のみ)

注意事項として、次の点が書かれています。

  • 中小事業者と判定されなかった場合は、あんしんプラスの対象外
  • 解約はいつでもできるが、契約後すぐに解約しても1カ月分の月額がかかる(日割りなし)
  • 解約すると、特別料率・端末保証・販促サービスがまとめて解約になり、一部だけを解約することはできない
  • 介護施設・病院・医院・調剤薬局・保険代理店・タクシー・鉄道などの業種は申し込めない

あんしんプラスの月額は1,980円です。入ると PayPay の料率が2.80%から1.98%に下がります。Visa・Mastercard は2.48%から2.20%に下がります。料率の差だけで月額を取り戻すには、PayPay だけなら月におよそ24万1,000円の決済が必要です。Visa・Mastercard だけなら、およそ77万8,000円です。これは当サイトによる単純計算です。月額は税込2,178円とし、PayPay の料率は税別のため税込に換算して計算しています。

3. 入金サイクルと振込手数料

項目 公式の記載
精算 月2回。1回目は当月15日締め・当月末振込、2回目は当月末締め・翌月15日振込
振込手数料 月2回の売上振込手数料は無料
月額の支払い 月末締め(翌月15日振込分)の売上と相殺。相殺できない場合は請求

精算はSBペイメントサービスが行うと書かれています。振込先は、全国のほとんどの金融機関を指定できます(申込者本人または申込法人と同じ名義の口座に限る)。

4. PayCAS Mobile の違約金:4年契約と金額表

公式サイトのよくある質問には、次の記載と金額の表が載っています。「端末を無償提供しているため、4年以内に解約する場合、解約違約金をお支払いいただきます」

解約日 違約金(PayCAS Mobile 1台あたり・不課税)
13カ月以内 66,000円
25カ月以内 49,500円
37カ月以内 33,000円
49カ月以内 16,500円
案内役のピタ(電卓のキャラクター)

端末を無償提供しているため、4年以内に解約すると解約違約金がかかります。

表の項目名は「決済端末代金(初期設定費用を含む)」です。何カ月目から数えるかは表に書かれていません【不明】。端末保証の説明では、期間を「当月から適用を含み13カ月目の末日まで」と数えています。

そのほか、解約については次のように書かれています。

  • 端末の出荷前ならキャンセルできる。出荷後は解約扱いになり、違約金と解約判定月までの月額がかかる
  • 月額は、20日までに解約すれば申請月まで、20日以降なら翌月までかかる
  • 第三者に端末を流用する場合も、違約金が発生する場合がある

たとえば2年(24カ月)でやめる場合、表の「25カ月以内」に当てはまれば、違約金は1台49,500円です。台数が増えると、違約金も台数分になります。

やめる時期ごとの、月額と違約金の合計

端末のみ(クレカ・QR)を1台使い、決済手数料を除いた場合の、当サイトの計算です。月額は税別、違約金は不課税の金額をそのまま足しています。

やめる時期 月額の合計(税別) 違約金(不課税) 合計
12カ月でやめる 23,760円 66,000円 89,760円
24カ月でやめる 47,520円 49,500円 97,020円
36カ月でやめる 71,280円 33,000円 104,280円
48カ月でやめる 95,040円 16,500円 111,540円

何カ月目がどの区分に入るかは、公式に書かれていません【不明】。この表は、各区分の最後の月でやめた場合の目安です。

案内役のピタ(電卓のキャラクター)

早くやめるほど違約金は高く、月額の合計は安くなります。合計は、やめる時期でそれほど変わりません。

解約の申請先と手順

申請先は、契約の種類で分かれます。PayPay のヘルプ(2026年10月26日確認)には、次のとおり書かれています。

  • PayPay の加盟店契約の解約は、PayPay for Business から申請する
  • PayCAS の契約は、PayPay for Business からは申請できない。PayCAS オーナーズデスクに問い合わせる
  • 申請は取り消せない。複数の加盟店IDがある場合は、IDごとに申請が必要

月額は、20日までの申請なら申請月まで、21日以降の申請なら翌月までかかります(よくある質問の記載)。端末の返却については、よくある質問に説明がありません【不明】。申請の前に、オーナーズデスクで確かめてください。

あんしん保証サービスの中途解約

端末の保証には、別にあんしん保証サービスがあります。月額は1台あたり980円(税抜)で、新規申込のときだけ加入できます。初回の契約期間は、端末の出荷月を含む13カ月目の末日までです。

中途解約はいつでもできます。ただし、公式の説明では、残りの契約月数に応じた利用料金がかかります。通常の解約は、解約したい月の1カ月前までに申請します。解約したあとに、再び入ることはできません。

各社の解約条件の比較は、解約条件の比較と解約条件を並べた記事にあります。キャンペーンの期限は、キャンペーン期限の一覧で確かめられます。

5. 固定費を24ヶ月で並べると

決済手数料と違約金を除き、月額だけを24ヶ月分足すと次のとおりです(1店舗・1台、税別、当サイトによる計算)。

組み合わせ 月額(税別) 24ヶ月(税別) 24ヶ月(税込換算)
端末のみ(クレカ・QR) 1,980円 47,520円 52,272円
端末+電子マネーオプション 3,000円 72,000円 79,200円
端末+電子マネー+あんしんプラス 4,980円 119,520円 131,472円

月額は端末1台ごとにかかり、あんしんプラスは店舗ごとにかかります。決済手数料まで含めた総額の比較はシミュレーターでできます。当サイトの計算は、電子マネーオプションに加入する前提です。比較期間の終わりに解約したものとして、違約金を総額に含めています(24ヶ月なら49,500円)。

案内役のピタ(電卓のキャラクター)

月額は端末1台ごと、あんしんプラスは店舗ごとにかかります。

24ヶ月総額:PayCAS Mobile と主なサービス
PayCAS(加入)PayCAS(非加入)AirペイSquare30万円363,556円331,116円200,448円206,580円50万円485,278円466,060円334,080円340,980円100万円789,584円803,420円668,160円676,980円200万円1,398,197円1,478,141円1,336,320円1,348,980円

当サイトの試算(標準の構成比・24ヶ月)。PayCAS の「加入」「非加入」は、あんしんプラスに入るかどうかです。

6. 申し込みから使えるまで

公式サイトの「導入までの流れ」の手順は次のとおりです。仮登録(約1分)、申込み(約10分)、加盟店審査(約1週間)、端末の発送(約1週間)、初期設定(約5分)。これで2週間程度で使えると案内されています(電子マネーオプションを申し込まない場合)。申込みには店舗の内観・外観の画像が必要です。審査は決済ブランドごとに行われ、一部のブランドだけ使えない場合があります。

案内役のピタ(電卓のキャラクター)

電子マネーを付けない場合は、2週間程度で使えると案内されています。

7. 申し込む前に確かめておくこと

案内役のピタ(電卓のキャラクター)

違約金は1台あたり。13カ月以内なら66,000円、25カ月以内なら49,500円です。

  • 4年使うつもりがあるか:違約金は1台あたりです。表の「13カ月以内」なら66,000円、「25カ月以内」なら49,500円です。
  • あんしんプラスに入るか:PayPay の比率が高い店ほど効きますが、業種によっては申し込めません。解約すると特別料率も一緒になくなります。
  • 電子マネーを使うか:使う場合は1台ごとに月額1,020円が加わります。
  • POSレジとの連携:よくある質問では、POSレジとの連携を希望する場合は対応アプリかどうかの確認が必要とされています。問い合わせ先はオーナーズデスクです。申込み前であれば、別の端末「PayCAS terminal」の検討を勧めています。スマレジなど特定のPOSレジと連携できるかは、公開ページでは確認できませんでした【不明】。

ほかの決済サービスとの料率の比較は決済手数料の比較、各社の解約条件は解約条件の比較にまとめています。


ここまでの内容は、2026年10月20日に PayPay の公式サイトで確かめたものです。中小事業者応援プログラムは期間限定となる可能性があるため、申し込みの前に公式の料金表で料率を確かめてください。

公式サイト・申込窓口

出典と調べた日(2026-10-26)

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