決済の構成比で最安は変わる
クレカ中心・電子マネー中心・QR中心で1位が入れ替わる
料金確認 2026-10-20更新 2026-10-20

最安は変わる
料金は公式サイトの記載をもとに 2026-10-20 に確認しました。
先に結論
端末1台・24ヶ月で、料金を公式ですべて確かめられた「確定」のプランだけを比べた場合
- 月50万〜100万円の店4つの構成比のどれでも、Airペイの総額が最も小さい
- 月200万円で、カード払いが中心の店スマレジ・PAYGATE。Visa/Mastercard 1.98%が効く
- 月200万円で、PayPayなどQRが中心の店PayCAS Mobile(あんしんプラス)。PayPayが1.98%(税別)
「月間決済額がいくらなら、どのサービスが安いか」は、月間決済額別の記事で整理しました。ただし、同じ決済額でも構成比が違えば答えが変わります。クレジットカード中心の店とPayPay中心の店では、料率の効き方が違うためです。

決済額が同じなら、どのお店でも最安のサービスは同じですか。

クレカ中心の店とPayPay中心の店とでは、料率の効き方が違います。
この記事では、4つの構成比を設定してシミュレーターを回し、どこで1位が入れ替わるかを示します。条件は端末1台・24ヶ月・振込先は三井住友/みずほ以外の銀行で統一しています。
順位に入れるのは、計算に使う値をすべて公式で確かめられた「確定」のプランだけです。stera pack・STORES・USEN PAY は、税区分が公式にないため「仮定計算」です。楽天ペイは、端末本体価格が公式にないため「一部未確認」です。どちらも順位の外に載せています。

公式で値を確認できたプランだけを順位に入れ、税区分が不明なものは順位の外に載せています。
設定した4つの構成比
| 構成比 | クレカ | 電子マネー | QR | 想定 |
|---|---|---|---|---|
| クレカ中心 | 85% | 10% | 5% | 客単価が高く、カード払いが主体の店 |
| 標準 | 60% | 15% | 25% | 当サイトの既定値 |
| 電子マネー中心 | 40% | 45% | 15% | 駅前・オフィス街で交通系ICが多い店 |
| QR中心 | 30% | 10% | 60% | PayPay等のコード決済が主体の店 |
内訳は次の値で固定しています。
- クレカ:Visa/Mastercard 70%
- 電子マネー:交通系60%
- QR:PayPay 70%・楽天ペイ15%・その他15%
1位の一覧
| 構成比 | 月50万円 | 月100万円 | 月200万円 |
|---|---|---|---|
| クレカ中心 | Airペイ | Airペイ | スマレジ+PAYGATE |
| 標準 | Airペイ | Airペイ | Square |
| 電子マネー中心 | Airペイ | Airペイ | Airペイ |
| QR中心 | Airペイ | Airペイ | PayCAS あんしんプラス |
月50万円と月100万円では、構成比を問わずAirペイが1位でした。固定費がゼロで、端末もキャンペーンで0円になるためです。決済額が小さいうちは、料率差より固定費の差のほうが効きます。
月200万円では構成比で答えが変わります。1位は、クレカ中心ではスマレジ・PAYGATE、標準ではSquareです。QR中心ではPayCAS Mobile(あんしんプラス)です。PayCAS Mobile は、PayPayの料率が1.98%(税別)と低いためです。
月200万円のクレカ中心・標準では、Airペイは順位の外です。Visa と Mastercard の割合しだいで、優遇料率を使えるかどうかが変わるためです。
構成比の影響は「サービス選び」より大きいことがある
同じ月200万円でも、構成比が変わると1位の総額そのものが大きく動きます。
| 構成比 | 1位のサービス | 24ヶ月総額 | 実効料率 |
|---|---|---|---|
| クレカ中心 | スマレジ+PAYGATE | 1,198,627円 | 2.50% |
| 標準 | Square | 1,348,980円 | 2.81% |
| 電子マネー中心 | Airペイ | 1,409,280円 | 2.94% |
| QR中心 | PayCAS あんしんプラス | 1,398,857円 | 2.91% |
上の表と同じ条件の当サイト試算。同じ決済額でも、構成比だけで1位の総額がこれだけ動きます。
クレカ中心とQR中心では、どちらも最適なサービスを選んだ場合でも200,230円の差があります。一方、同じ構成比のなかで1位と2位を選び間違えた場合の差は、クレカ中心で60,353円、QR中心で46,903円です。
つまり、QR比率を下げてカード決済を増やせるなら、その効果はサービスを乗り換える効果より大きい場合があります。客の支払い方法を店が選ぶことはできません。それでも、どの支払い方法を案内するかといった運用の判断が、手数料の総額に効いてきます。

QR比率を下げてカード決済を増やせる効果は、乗り換えより大きいことがあります。
クレカ中心の店(月200万円)
| 順位 | サービス | 24ヶ月総額 | 実効料率 |
|---|---|---|---|
| 1 | スマレジ+PAYGATE試算で最安 | 1,198,627円 | 2.50% |
| 2 | Square | 1,258,980円 | 2.62% |
| 3 | PayCAS Mobile(ライトプラン あんしんプラス) | 1,361,976円 | 2.84% |
| 4 | PayCAS Mobile | 1,404,826円 | 2.93% |
| 順位外 | stera pack(スモールビジネスプラン)(仮定計算:税区分(税込・税抜)が公式にないため、表記の料率のまま計算) | 1,152,480円(仮定計算) | — |
| 順位外 | STORES レジ+決済(スタンダード)(仮定計算:税区分(税込・税抜)が公式にないため、表記の料率のまま計算) | 1,169,280円(仮定計算) | — |
| 順位外 | 楽天ペイ(実店舗)+ターミナル(一部未確認:端末本体価格が公式にない) | 1,194,035円+未確認費用 | — |
| 順位外 | Airレジ+Airペイ(仮定計算:VisaとMastercardの割合(7:3と置いた)の置き方しだいで順位が入れ替わる) | 1,245,120円(仮定計算) | — |
| 順位外 | STORES レジ+決済(フリー)(仮定計算:税区分(税込・税抜)が公式にないため、表記の料率のまま計算) | 1,272,840円(仮定計算) | — |
| 順位外 | USEN PAY(仮定計算:税区分(税込・税抜)が公式にないため、表記の料率のまま計算) | 1,502,856円(仮定計算) | — |
確定のプランの中では、Visa/Mastercard が1.98%のスマレジ・PAYGATEが1位です。カード比率が高いほど、この料率の差が総額を動かします。

クレカ中心の店では、Visa/Mastercardが1.98%のスマレジ・PAYGATEが1位です。
stera pack と STORES スタンダードも Visa/Mastercard が1.98%です。表記の料率のまま計算すると、総額はスマレジ・PAYGATEより小さくなります。ただし税区分が公式にないため、順位には入れていません。
QR中心の店(月200万円)
| 順位 | サービス | 24ヶ月総額 | 実効料率 |
|---|---|---|---|
| 1 | PayCAS Mobile(ライトプラン あんしんプラス)試算で最安 | 1,398,857円 | 2.91% |
| 2 | Airレジ+Airペイ | 1,445,760円 | 3.01% |
| 3 | Square | 1,456,980円 | 3.04% |
| 4 | PayCAS Mobile | 1,556,652円 | 3.24% |
| 5 | スマレジ+PAYGATE | 1,577,203円 | 3.29% |
| 順位外 | stera pack(スモールビジネスプラン)(仮定計算:税区分(税込・税抜)が公式にないため、表記の料率のまま計算) | 1,445,520円(仮定計算) | — |
| 順位外 | STORES レジ+決済(スタンダード)(仮定計算:税区分(税込・税抜)が公式にないため、表記の料率のまま計算) | 1,470,240円(仮定計算) | — |
| 順位外 | STORES レジ+決済(フリー)(仮定計算:税区分(税込・税抜)が公式にないため、表記の料率のまま計算) | 1,473,480円(仮定計算) | — |
| 順位外 | 楽天ペイ(実店舗)+ターミナル(一部未確認:端末本体価格が公式にない) | 1,493,801円+未確認費用 | — |
| 順位外 | USEN PAY(仮定計算:税区分(税込・税抜)が公式にないため、表記の料率のまま計算) | 1,549,056円(仮定計算) | — |
順位が大きく入れ替わります。クレカ中心で1位だったスマレジ・PAYGATEが最下位になり、3位だったPayCAS Mobile(あんしんプラス)が1位になります。
理由は、PayPayの料率が各社で大きく違うからです。PayCAS Mobile(あんしんプラス)は1.98%(税別)、Airペイは2.95%(税別)、PAYGATEとstera packは3.24%です。QR比率が60%の店では、この差が総額を決めます。

PayPayの料率が各社で大きく違うから、1位が入れ替わるのですね。
2位のAirペイと3位のSquareの差は11,220円です。この程度の差なら、入金サイクルや解約条件もあわせて比べる価値があります。
電子マネー中心の店
電子マネー中心では、どの決済額でも上位の顔ぶれがあまり変わりません。
| 月間決済額 | 1位 | 2位 | 3位 |
|---|---|---|---|
| 50万円 | Airペイ 352,320円 | Square 358,980円 | スマレジ+PAYGATE 431,050円 |
| 100万円 | Airペイ 704,640円 | Square 712,980円 | スマレジ+PAYGATE 782,899円 |
| 200万円 | Airペイ 1,409,280円 | Square 1,420,980円 | スマレジ+PAYGATE 1,486,598円 |
交通系ICの料率は、PAYGATE(税抜3.24%=税込相当3.56%)を除くと3.24〜3.25%に収まります。そのため、差がつきにくくなります。電子マネー比率が高い店では、入金サイクルや月額固定費もあわせて比べると違いが見えます。

電子マネー中心では上位があまり変わらず、入金サイクルや月額も見ると違いが出ます。
この結果の読み方
- 1位の一覧と順位表は、シミュレーターと同じ計算プログラムから自動で作っています。公開前に、計算結果と一致しているかを確かめています。
- 前提と仮定は、シミュレーターの「計算の前提」と比べ方と注意点に書いています。
- stera pack の電子マネー・QR料率「その他3.24%」には、税区分の記載がありません。税抜だった場合の影響は税表記の記事にまとめています。
- 24ヶ月での比較です。期間を変えると、差が動くサービスがあります。
自店の構成比を入れて計算する場合は、シミュレーターをご利用ください。クレカ・電子マネー・QRの比率と、それぞれの内訳を入力できます。掲載データの確認日は2026年10月20日です。
公式サイト・申込窓口
出典と調べた日(2026-10-20)
- Airペイ 費用 https://airregi.jp/payment/cost/
- Square 決済手数料 https://squareup.com/jp/ja/payments/pricing
- STORES 決済 料金 https://stores.fun/payments/pricing
- スマレジ・PAYGATE 申込 https://smaregi.jp/payment/apply.php
- stera pack https://www.smbc-gp.co.jp/stera/
- PayCAS Mobile(PayPay公式) https://paypay.ne.jp/store/paycas-mobile/
- USEN PAY 料金 https://usen.com/service/payment/price/
- 楽天ペイ 決済手数料 https://information.pay.rakuten.net/hc/ja/articles/6759277828495



