楽天ペイ ターミナル(実店舗決済)の手数料と費用
2つのプラン・端末代・入金・2年の利用条件を公式記載で確認する
料金確認 2026-10-20更新 2026-10-20

手数料と費用
料金は公式サイトの記載をもとに 2026-10-20 に確認しました。
先に結論
楽天ペイの2つのプランを、2026年10月20日時点の公式サイトとヘルプセンターの記載で比べた場合
- カード決済額が月約78.6万円を超える見通しの店スタンダードで月2,200円の差が埋まる目安。2年以上の利用条件も踏まえて比べる
- 売上の見通しがまだ立たない店ライト。月額0円で、2年以上の利用条件は書かれていません
- 楽天ペイで始めると決めた店端末価格は審査通過後にしか分からないため、予算に幅を持たせる
- 楽天銀行の口座を使う店翌日自動入金・振込手数料無料。初期設定は月1回なので変更する
楽天ペイ(実店舗決済)は、カード・電子マネー・QRコードを受け付けるサービスです。端末は、決済・プリンター・通信を1台にまとめた「楽天ペイ ターミナル」です。料金は「どちらのプランを選ぶか」で、決済手数料・月額費用・やめるときの条件がまとめて変わります。そのため、先にプランの違いを押さえると全体が読みやすくなります。記載は、2026年10月20日時点の公式サイトとヘルプセンターのものです。料金ページや規約に書かれていない項目には【不明】の印を付けています。
楽天ペイ スタンダードプランは、カードの決済手数料が2.20%、月額が2,200円(税込)です。プラン適用日から2年以上の利用が条件です。

楽天ペイの費用は、まず何から押さえればよいですか。

どちらのプランを選ぶかで、決済手数料・月額・やめるときの条件が変わります。
公式の記載を項目別に並べた一覧は、楽天ペイの料金・手数料・契約条件にあります。ほかのサービスとの総額の比較は、シミュレーターで確認できます。ただし楽天ペイは端末本体の価格が公式にないため、総額は「一部未確認」の区分です。
結論:先に押さえる5つの数字
| 項目 | 公式サイトの記載 |
|---|---|
| カードの決済手数料 | スタンダード2.20%/ライト2.48%/プラン対象外3.24%(いずれも非課税) |
| 月額費用 | スタンダード2,200円(税込・2か月前払い)/ライト0円 |
| 利用条件・違約金 | スタンダードはプラン適用日から2年以上の利用が条件。2年以内の違約金は現行の公式ページで確認できません【未確認】 |
| 端末代 | 購入が必要。価格は審査通過後に加盟店管理画面の購入ページで確認する形で、公開ページに記載なし【不明】 |
| 入金 | 楽天銀行なら翌日自動入金・振込手数料無料。他行は1回300円(税抜) |
つまり、スタンダードは「料率が低い代わりに月額と2年の縛りがある」プランです。ライトは「料率がやや高い代わりに固定費も縛りもない」プランです。

スタンダードは料率が低い代わりに月額と2年の縛り。ライトは固定費も縛りもありません。
1. 楽天ペイ スタンダードとライト:条件と決済手数料
トップページの案内では、月間キャッシュレス取扱高が100万円まではライトプランがおすすめとされています。100万円以上ならスタンダードプランがおすすめです。どちらのプランにも共通の利用条件があり、次のように記載されています。
- 国が定める中小企業の定義に該当する事業者、または個人、フリーランスであること
- 上場企業や上場企業のグループ会社、連結子会社、またはフランチャイズ店ではないこと
- 事業者単位で年間キャッシュレス決済の総額が3,000万円以下であること
- スタンダードプランの場合、プラン適用日から2年以上同プランを利用すること
- 対象外業種(交通サービス、宿泊代、不動産、携帯・パソコン販売、施設利用料〔スポーツクラブ〕、旅行代理店、デパート、たばこ店等)ではないこと
あわせて、「新規加盟店さま向けのプラン」であることも書かれています。クレジットカードブランドごとの年間決済金額が一定水準を超える場合は、対象外になることがあるそうです。条件を満たさない場合は「通常」の料率になります。
ヘルプセンターの決済手数料一覧(2026年8月28日更新)の記載は次のとおりです。
| 決済手段 | スタンダード | ライト | 通常(プラン対象外) |
|---|---|---|---|
| クレジットカード(楽天カード・Visa・Mastercard・American Express・JCB・Diners Club・Discover) | 2.20%(非課税) | 2.48%(非課税) | 3.24%(非課税) |
| 楽天ペイ(QRコード) | 2.00%(税抜) | 2.254%(税抜) | 2.95%(税抜) |
| 楽天Edy・交通系電子マネー・nanaco・WAON | — | — | 2.95%(税抜) |
| QUICPay・iD | — | — | 3.24%(非課税) |
| au PAY・SmartCode | — | — | 2.95%(税抜) |
| PayPay・d払い | — | — | 3.24%(税抜) |
| インバウンド決済 | — | — | 2.95%〜3.24%(税抜) |
プランで料率が下がるのは、カード7ブランドと楽天ペイ(QRコード)だけです。電子マネーやほかのQRコード決済の比率が高い店では、プランを選んでも実効料率はあまり下がりません。また、カードは「非課税」、QRコードと電子マネーの一部は「税抜」と表記が分かれています。税抜の料率には、消費税が上乗せされます。表記の読み方は決済手数料の税区分の記事で解説しています。
2. 月額費用:スタンダードは2,200円、ライトは0円
トップページのプラン図には、スタンダードプランの月額費用が「2,200円(2か月前払い)」と記載されています。ライトプランは「0円」です。加盟店向けヘルプの「初期費用はかかりますか」には「月額:2,200円(税込)」とあります。月額2,200円は税込です(10月19日確認)。
楽天ペイ ターミナルのページのよくある質問には、次の記載もあります。「年会費・月額費用等の固定費、入会金は必要ございません」。ただし、スタンダードプランを選んだ場合は上記の月額費用がかかります。そのため、固定費0円で使えるのはライトプランを選んだ場合と読むのが安全です。

固定費0円で使えるのは、ライトプランを選んだ場合と読むのが安全です。
どちらが安くなるか(当サイトによる単純計算):カードの料率差は0.28ポイント(2.48%−2.20%)です。月2,200円の差が埋まるのは、カード決済額が月約78.6万円を超えたあたりです(2,200円÷0.28%)。楽天ペイ(QRコード)の決済があれば、その分だけ分岐点は下がります。ただしスタンダードには、後述の2年以上の利用条件があります。そのため、売上の見通しが立たないうちは、月額だけで判断しないほうがよいといえます。自店の構成比での比較はシミュレーターでできます。
スタンダードプラン月額0円キャンペーン(2026年9月30日申込分で終了)
2026年9月29日の確認時、トップページには「現在、スタンダードプラン月額0円キャンペーンを実施しております。キャンペーンは、2026年9月30日までの期間限定」とありました。期間中にスタンダードプランへ申し込むと、2026年12月分まで月額費用が0円になると書かれていました。キャンペーンの申込期間は「2026年9月30日(水)23:59」までです。2026年10月1日以降の申込には適用されません(2026年10月1日に公式サイトで確認)。2年以上の利用条件は、キャンペーンとは別に付いています。終了前後の差はキャンペーン期限の記事にまとめています。
楽天ペイの最新の料金と条件は、公式サイトで確かめられます。
3. 楽天ペイ ターミナル:端末は購入、価格は審査後に確認
楽天ペイ ターミナルは、決済機能・タブレット・プリンター・通信機能を1台に搭載した端末です。通信機能は、モバイル通信〔4G LTE〕とWi-Fiです。本体は3色から選べると紹介されています。レシートは本体のプリンターで発行でき、別途のプリンター接続は不要です。

端末の本体価格は公式サイトになく、審査後に確認します。総額は「一部未確認」です。
費用面で押さえる点は次のとおりです。
- 端末は購入:「クレジットカード等の決済手段をご利用いただく場合は、決済端末のご購入が必要」と記載されています。
- 価格は公開ページに記載なし【不明】:購入は「審査通過後、加盟店管理画面内の『店舗用機器のご購入』から」とされています。価格は購入ページで確認する形です。申し込み前に端末代を確定させることは、公開ページだけではできません。
- 端末0円キャンペーンは終了:「楽天ペイ ターミナル0円導入キャンペーン」は終了しています。キャンペーンページに「本キャンペーンは2026年6月30日で終了いたしました」と掲示されています。期間は2025年11月1日〜2026年7月1日10:00でした。
- 通信費:モバイル通信を使う店向けに「楽天ペイ加盟店優待SIM」が月額0円で提供されています。ただし「今後有料化の予定があります」と注記されています。
端末ラインナップのメニューには、楽天ペイ ターミナルのほかに「楽天ペイ カードリーダー」もあります。ただし価格を確認できていないため、この記事では扱っていません。端末が貸与か買い切りかで、やめるときの扱いが変わります。端末は貸与か買い切りかを整理した記事もご覧ください。
POSレジとの連携
POSレジサービス連携のページには、スマレジをはじめとする連携先の一覧が掲載されています。連携の可否や条件は、POSレジ側の契約にもよります。使っているPOSレジがある場合は、申し込み前に一覧で確認しておくと安心です。
4. 入金サイクルと振込手数料:楽天銀行かどうかで分かれる
| 振込先口座 | 選べる入金サイクル | 振込手数料 |
|---|---|---|
| 楽天銀行 | 翌日自動入金/月1回自動入金/月2回自動入金 | 無料 |
| 他行 | 入金依頼(都度入金)/3日後自動入金/月1回自動入金/月2回自動入金 | 1回につき300円(税抜)。振込金額から相殺 |
トップページには、楽天銀行を登録した場合の記載があります。「土日・祝日も365日最短翌日自動入金」「毎日の振込手数料が無料」です。一方で「入金サイクルは、審査完了後の初期状態では月一回に設定されています」とも明記されています。翌日入金にするには、自分で設定を変える必要があります。他行口座で回数の多いサイクルを選ぶと、そのたびに振込手数料がかかる点にも注意が必要です。他社との比較は入金サイクルの全社比較にまとめています。

翌日入金にするには、自分で設定を変える必要があるのですね。
5. 申し込んでから使えるまで
楽天ペイ ターミナルのページの「お申し込みの流れ」は、次の4段階です。
| 段階 | 公式記載 |
|---|---|
| お申し込み | 最短5分 |
| 加盟店審査 | 最短3日 |
| 決済端末 購入・発送 | 最短3日 |
| ご利用開始 | — |
端末の購入は審査通過後なので、最短でも審査と発送の日数が順に積み上がります(当サイトによる単純な合計で最短6日)。決済手段ごとの審査日数の内訳は公開されていません【不明】。未開店でも申し込みはでき、法人と個人事業主で必要書類が分かれると案内されています。また「審査結果によっては、一部の機能のみのご利用になる場合」があるとも書かれています。他社を含む日数は申し込んでから何日で使えるかの記事で比べています。
6. やめるとき:スタンダードの2年以上の利用条件
トップページのご利用条件には、次のように書かれています(2026年10月20日の確認)。
スタンダードプランをご利用の場合、プラン適用日から2年以上同プランをご利用いただくこと
2年以内に解約・プラン変更したときの違約金は、現行の公式ページで確認できません【未確認】。2026年9月29日の確認では、トップページに違約金の金額の記載を見つけました。ところが10月19日と10月20日の確認では、画面に表示される文字に「違約金」の語がありませんでした。加盟店規約のスタンダードプラン特約にも、違約金の定めは見当たりません。ライトプランに2年以上の条件の記載はありません(公式トップの利用条件はスタンダードだけに書かれています)。

2年以内にやめる、またはライトへ移る可能性があるなら、違約金の有無と金額を申込前に楽天ペイへ確認してください。
端末は購入品のため、返却義務の記載は確認できていません。違約金や端末の扱いは各社で差が大きいので、やめるときの全社比較と最低契約期間の比較もあわせてご覧ください。
7. 申し込み前の確認ポイント

自店が利用条件に当てはまるか、スタンダードとライトのどちらにするかを確かめましょう。
- 自店がプランの利用条件(中小企業等・年間3,000万円以下・上場/FC非該当・対象外業種でない)に当てはまるか
- スタンダードとライトのどちらにするか。カード決済額が月約78.6万円前後なら、2年以上の利用条件も踏まえて慎重に比べる
- 端末代は審査通過後にしか確定しないため、予算に幅を持たせておく
- 楽天銀行の口座を使うか。使わない場合は入金サイクルと振込手数料の組み合わせを確認する
- 入金サイクルの初期設定は月1回。翌日入金にしたい場合は審査完了後に変更する
- 使っているPOSレジが連携一覧に載っているか
8. 他社と比べてどうか
当サイトの試算(標準の構成比・24ヶ月)。楽天ペイは端末本体価格が公式サイトにないため、端末代を含みません。
- Airペイ と 楽天ペイの違い:端末の扱い、入金サイクル、やめるときの条件を並べています
- Squareの手数料と費用:月額0円・端末買い切り・違約金なしのSquareと、条件の立て方の違いが分かります
- 楽天ペイの全項目:料率・端末・入金・契約条件を項目別に掲載しています
- 決済手数料の全社比較/入金サイクルの比較/解約条件の比較
- 総額シミュレーター:自店の決済額と構成比を入れると、24ヶ月の総額と順位が出ます
数値は2026年10月20日時点の公式サイトの記載です。
公式サイト・申込窓口
出典と調べた日(2026-10-20)
- 楽天ペイ(実店舗決済)店舗さま向けトップ https://pay.rakuten.co.jp/business/
- 楽天ペイ ターミナル https://pay.rakuten.co.jp/business/service/terminal/
- 楽天ペイ ターミナル0円導入キャンペーン(終了告知) https://pay.rakuten.co.jp/business/campaign/terminal/
- POSレジサービス連携 https://pay.rakuten.co.jp/business/device/pos/
- 決済手数料一覧(ヘルプセンター) https://information.pay.rakuten.net/hc/ja/articles/6759277828495
- 入金サイクル・振込手数料(ヘルプセンター) https://information.pay.rakuten.net/hc/ja/articles/8135897374095
- 楽天ペイ加盟店優待SIM(ヘルプセンター) https://information.pay.rakuten.net/hc/ja/articles/14247512805391



